うるいポット苗
アクやえぐみが少なく、幅広い料理に利用できます。味噌汁の具や酢味噌和え、煮つけなど。
特性
- アクやえぐみが少なく、幅広い料理に利用できます。味噌汁の具や醤油・酢味噌和え、煮つけ、天ぷらなど。
- 幅の広い葉を大きく広げ、夏には花茎を長くのばして淡い紫色の花をつけます。若い葉柄だけでなく、開いた若葉やつぼみ、開花状のものも食べられます。ほどよいぬめりがあり、歯ざわりが楽しめます。
- 大きな葉を持つ蕾が橋の欄干の擬宝珠に似ているため、別名大葉擬宝珠(オオバギホウシ)とも呼ばれます。キボウシ属は古くから鑑賞用として用いられていましたが、この中で最も食用に適しているのがオオバキボウシで、通常うるいと呼ばれています。
栽培のポイント
- 植え付け時期は5月頃(東北基準)
- 畝幅60~90㎝ 株間30㎝
- 栽培適地は有機質に富む適度の湿り気がある土地で、午後に日陰になる所が望ましい。
- 栽培管理は夏場の除草や乾燥を防ぐため敷草やモミガラを敷くと良い。
- 収穫は、翌春の4月下旬頃から収穫できるが、1株に2~3芽残して、30~40㎝に伸びた若芽を収穫する。7月以降に花茎が伸びてくるが、若いつぼみは茎ごと食べることができる。
うるいのおいしい食べ方
ごま和え
材料
- 若葉
- すりごま 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- うるいの若葉をさっと水にさらし、よく絞って食べやすく切る
- すりゴマ、砂糖、醤油を合わせ、①を和える。
うるいのナムル
材料
- うるい3本
- めんつゆ 大さじ3
- 酒 大さじ3
- ごま油 小さじ2
- にんにく 小さじ1
- すりごま適量
- うるいは洗って食べやすい大きさに切る。沸かした湯に入れて塩をいれ軽くゆでる。
- 容器に調味料を全て入れて混ぜる。①を入れて混ぜる。
- 冷蔵庫で1時間ほどなじませる。