行者にんにくポット苗
ニラとにんにくを合わせたような風味で滋養強壮の王様です。天ぷら、おひたし、醤油漬、肉炒めなど。
特性
行者にんにくは北海道と東北地方及び近畿以北の深山に自生するユリ科の多年草です。昔、修験道の行者が荒行に耐えられる体力を付ける為に食べて事に由来し、にらとにんにくを合わせたような風味で滋養強壮の王様です。
栽培のポイント
- 半陰半陽の植物なので、やや日影で西日の当たらない場所を選んで植えて下さい。
- 夏は涼しく湿気のある所を好みます。梅雨明け後は高温乾燥を防止するため敷きわらをして下さい。
- 苗をお買い求めした年は食べずに株を養成して下さい。
- 2年目以降に食べられますが、一度採取すると再生力が弱い為に3~4年の歳月を必要とします。二番芽も発生しないので葉を1株から葉を1枚ずつ切り取って葉を残すなど、株を保護する工夫をして下さい。
- 肥料は比較的好む植物です、有機質肥料を植付け前と秋に株が枯れてから施して下さい。
- 植付け密度 1㎡・100本 株間10cm位が目安です。
行者にんにくの美味しい食べ方
醤油漬け
- 先に生醤油5:だし汁3:みりん2の割合漬け込み用の醤油タレを作ります。
- 行者にんにくを軽く湯がいてタッパーなどに入れて醤油タレを注ぎ入れます。タレは空気が入ると痛むので、空気が入らないようにして下さい。
- 漬け込んだタレは行者にんにくの出汁がしみ込んでいますので各種料理の隠し味にお使い下さい。
卵とじ
- 行者にんにくは生のまま使い、油で炒め、醤油、砂糖で好みの味付けをして下さい。
- 最後にたまごを溶き流し、蓋をして卵が半熟状態だ出来上がりです。