坊主不知葱
従来の葱と比べ葱坊主ができにくい為、硬くなりにくい。、5~6月頃収穫可能な分けつ葱です。1本から10本程度に分けつする
特徴
その名の通り、ネギ坊主(葱の花)が出来にくい品種で、通常ネギが出回らない5~6月に楽しめる品種です。花をつけないため種が出来ず、分けつ(株が枝分かれしていく)で増えていきます。 ネギの刺激臭は玉葱と同じ「硫化アリル」。疲労回復の効果や消化液の分泌を促す働きがあります。口に含めば唾液が出てくるのはこのためです。強力な殺菌効果と鎮静効果があることも知られています。 実は青い部分の方が栄養豊富。できるだけ捨てずに食べてみてください。
栽培上のワンポイント
- 畑は耕土深く、排水性と日当たりの良い場所を選びます。15~20㎝の株間で、早植えは株間広めに、遅植えは株間狭めに植え付けます。
- 土入れは、早い時期からたくさんかけると分けつが抑制されることがあります。最初は軽めに、葉の分かれ目にかからない程度に寄せてください。
- さび病は6~7月、9~10月の低温期に発生しやすいので重点的に防除を行ってください。